01.18(ボトックスについて)
8時から10時ごろまで仮眠をとって非常に元気がいいです。
ボトックスが明日に控えているので、ここまでの病気の経緯をボトックスに視座を置いて改めて簡単にまとめようと思います。
1回目
1回目のボトックスの時点では、首が後ろに反る(後屈)は少なく、胸鎖乳突筋の緊張が強く、左向きに強い回旋があり、首の左後あたりの、(確か頭板状筋)が原因ということで、ボトックスを注射しました。
「胸鎖乳突筋の緊張が強いのに、なぜこここに打たないんだ」
と思うかもしれませんが、初めは首後方に、かつ少量打つものだと、
そういうものだと思った方がいいかもしれません。
僕の場合、おそらく頭板状筋の血管に注射があたり、鈍痛のような「ズン」とした痛みが走りました。
そこから、効果が出なかったこともあり、期待していた分精神的にも落ち込み、あまり体を動かすことはなく、ほぼ寝たきりの日々になりました。
精神的には、しんどかった時期のひとつです。
2回目までの間に、後屈の症状も現れはじめました。
2回目
2回目のボトックスはその3ヶ月後になりました。
その時点で、悪化したことから、担当の先生からは手術の可能性を伝えられました。
2回目の注射は、痛みもなく、量も多くなりました。
この時知った、おそらく意外と大切なことは、
「注射後、30分から1時間の間は、首を敢えてかばわないで、そのままの状態でいること」です。
少し、わかり辛いかも知れませんが、
僕を例にあげると、
そっくりかえって、回旋もある、ありのままの状態を保つことです。
これがなぜ大切だったかというと、
注射の麻痺させる成分は、筋肉が緊張している部位、使われている部位に集まるそうです。
僕が通っている病院以外の説明の画像にもこんなものがあります。
こんな感じです。
2回目の注射後、約2週間後から確実に効果を感じ、外出できるまでに回復しました。
僕は、大学に通っているのですが、このままだと前回のように家でダラダラしてしまうと思い、敢えて1ヶ月分の通学定期を買うことで、
外出するための外部装置を設置しました。
自宅療養というものは僕自身非常に難しいものでした。
家族以外の人を直接話さなくても、見ることだったり、運動でなくても電車を使ってどこかへ行くという行為は案外様々な筋肉を使い、体を動かすことになるので大切だと思います。寝つきもよくなります。
淡々となってしまいましたが、これがいつか痙性斜頸の人が見て役立てばと思います。
明日は、3回目のボトックスです。
それでは。