一喜

10月3日

一昨日の話。

朝の後ろへの首の回旋がきつく、一度はキャンセルしたが、

1時間ほど前になってストレッチをしているうちに何だか行ける気がしてきて

結果的に行けることとなった。痛みを増幅させていたであろう台風が去り、

まさに台風一過の晴天であった。本当に綺麗に晴れていた。

電車の遅延を考えて早めに乗った電車は思ったよりもスムーズに乗り継ぎ

最寄駅に早めについてしまった。

その時本当にふと思い立ち、根津にあるお寺のお墓まいりの為に鍼灸院の近くにある

沖縄のおつまみや食べ物が売られているお店にふと立ち寄った。

祖父がお酒が好きだったことを思い出し、オリオンビールを一本買った。

それから鍼灸での治療を終え、外に出て、最寄とは別の駅に向かっていた時、

真っ直ぐ歩けたんです。

もちろん一過性のものだと頭では分かっていたんですが、その世界が綺麗過ぎて駅まで歩いてる間涙が止まりませんでした。一喜一憂するのもよくないことは分かっていましたが、この短い時間の一喜は神様大目に見てください。そんな気持ちだった。

 

田舎に行くと顔に当たる風や吸い込む空気の違いに驚かされますが

お寺のお墓に流れる空気はまた厳かで、静かで、ふと落ちつかされるようなそんな

空気でした。

ちゃんとした挨拶を今まで出来てなかったので、

まず挨拶をして、こんなになったよ。と報告しました。

あとは、どうか見守っててください。とだけ伝えてきました。

お墓に触っていいか分からなかったけど軽く触れてお辞儀しました。

とにかく顔を見せられてよかったです。

元気になったらまた行きたいです。

 

嫌なことも嫌な自分もいっぱい出てきたけど、少しだけ大人になれた気がしてます。

あとは毎日淡々と一歩一歩自分なりに頑張ります。

大丈夫。きっと大丈夫。