01.27
天気の良い青空満天、満点。
一時期の綺麗な言葉を紡いで、色んな人のエッセンスを舐めて、それを自分で食べて、肉体化したものを吐き出す。
そういう文章が最近書けてなかったなと思います。
まだまだ若くて、社会というものも、女の人というものも、あまり詳しく知らないからですかね。
もう一つ思うのは、あまりにも音楽、映像、他人から面白いものを受け入れ過ぎると、自分が入る心のスペースが無くなってしまってる気がします。
スマートフォンデトックスのような、一見アナログな手法も現代において必要な心得かもしれません。自分の好きな音楽、映像に触れることはいいかもしれませんが、社会には自分の嫌いな音、映像もたくさんあるものです。むしろそちらの方が多いのではないかと思います。
例えば、僕が今これを書いてる部屋では
父親の見てるボクシングの実況の声や
母の洗濯物を畳む音、
猫が寝返りを打って、鈴がなる音
こういう音もちゃんと聞かないといけない気がしてきました。
バリバリ働いて、自分の世界に入り、
「最適化」することもアドレナリンが出て良いことです。
でもそれだけだとなんだか寂しげな匂いも漂います。
社会に出て働くと、そういうきもちを忘れないよう、人の丁寧に紡いだ文を体に入れて、咀嚼する時間が短くて、まだまだ自分の色を入れられない時もあるけれど、もう一度体内に入れる作業はこういう忙しい時だからこそ、見直したいものです。
では。